茎の成分・機能性

#01 藍茎の特徴

腸内細菌叢の改善、インフルエンザウイルスの増殖抑制、免疫賦活効果

繊維量が多く、酸性であり(pH4.1)
酸味や特有の香りがあります。
食用にするには加工の工夫が必要ですが、高い機能性は魅力です。腸内細菌叢の改善やインフルエンザウイルスの増殖抑制、免疫賦活効果が期待できます。

 

#02 藍茎の機能性成分

・繊維量が多い(50.4g/100g)
・トリプタンスリンは含まれておらず、インジゴは葉の6.5%程度

#03 機能性に関するテスト結果

・普通食投与群において、藍茎摂取による、脂質代謝に関する血清成分の改善がみられた。
・腸内細菌叢については、糞便において、藍茎摂取による腸内細菌叢の組成の変化や多様性の向上がみられた。
・盲腸についても、藍茎摂取による腸内細菌叢の多様性の向上が、わずかに認められた。
・藍茎の摂取により腸内細菌の改善(プレバイオティクス効果)

▶︎腸内細菌叢の改善、インフルエンザウイルスの増殖抑制、免疫賦活効果

#04 藍茎の最適な調理法

タデアイ茎を1%添加した菓子(パウンドケーキ、クッキー、スコーン、ブラウニー)
茎の繊維感や特有の香りは感じられず、試食は好評でした。

茎繊維・・・ふりかけ、スパイス
茎抽出液:チョコレート、グミ、ゼリー、飴、茶

#05 SDGs

茎は繊維が多く、食用には不向きと判断され、藍葉を収穫後はほとんど廃棄されています。
しかし、私たちは、その機能性に注目し、健康食品として活用する可能性があると考えています。SDGsにも貢献できる藍茎の活用法についてこれからも研究を進めて参ります。

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