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北欧旅行(2) 

旅行4日目、ムンク美術館、ノーベル平和賞授与式が行われる建物を見学しました。スウェーデンとノルウェーの和解と平和を祈念して平和賞授与のみノルウェー政府が授与主体となっていることをこの旅で知りました。その後バスで6時間半移動して、ハダンゲルフィヨルド地区に入りました。ホテルはフィヨルド(峡湾・きょうわん)に面した部屋で、写真①のように穏やかな湖のように見えました。フィヨルドは氷河による侵食作用で形成された複雑な地形の入り江ですが、自然が作り上げた美しさに感動しました。5日目にベルゲン鉄道とフロム山岳鉄道を乗り継ぎ2時間ほどでフィヨルドに囲まれた美しい村・フロムに到着しました。そこで昼食をとり、船でソグネフィヨルド遊覧を満喫しました。デッキで美しいフィヨルドの風景をたくさん撮りました(写真②)。

 

旅行6日目、ハダンゲルフィヨルド地区からバスで3時間ほど移動してベルゲンに入りました。ベルゲン市内観光はあいにくの雨で徒歩での移動が大変でした。ハンザ集会所(写真③)は世界史で学んだことを思い出しながら見学、そして魚市場(写真④)では日本と同じような魚介類が並んでおり、なぜか懐かしさを感じました。ベルゲンはおとぎ話に出てきそうな可愛らしい建物が並んでおり印象に残りました。ケーブルカーでフロイエン山の山頂からベルゲンの街並みを楽しむ予定でしたが、靄(もや)でかすんでおり視界不良であったことは残念でした。しかし、翌日空港の登場デッキに飾ってあった写真(写真⑤)は晴れた日のフロイエ山頂からの眺めです。記念に撮影しておきました。

 

旅行7日目ベルゲンを出発して、飛行機でストックホルムに移動しました。ストックホルム市内観光ではまず市庁舎(ノーベル賞授与式会場・写真⑥)を見学しました。授賞式には1,500名近く参加するそうですが、意外にも狭い会場で驚きました。身動きが取れないほど、椅子が並ぶようです。その後、王宮、旧市街、大聖堂を散策しました。旧市街にはノーベル博物館があり、椅子の裏に受賞者がサインをするようですが、山中伸弥博士のサインを見つけました(写真⑦)。

 

旅行8日目、スウェーデン国王が住むドロットニングホルム宮殿などを見学して(写真⑧)、夕方、大型客船タリンクシリヤ(写真⑨)でバルト海を移動してフィンランド(ヘルシンキ)に着いたのは翌日の朝10時半でした。

 

旅行9日目、ヘルシンキ市内を観光しました。テンペリアウキオ教会は石でできた洞窟を利用した教会でした(写真⑩)。ヘルシンキ中央図書館も見学しましたが建物がとてもユニークな形をしていました(写真⑪)。その他、元老院広場、国会議事堂、ヘルシンキ大聖堂、マーケット広場などを散策しました。

旅行10日目、ボタン雪のような綿毛が飛ぶ中、トラムに乗って元老院広場まで移動。船に乗って要塞のような島に渡り、自由散策となりました。大きな綿毛はバイカウツギ(写真⑫)であることを、添乗員から聞きました。初夏の北海道を旅行した時も、小さな綿毛が飛散していましたが、これはポプラです。綿毛は花粉ではなく他の植物の花粉を付着して運ぶそうです。北欧の綿毛はとても大きく、舞い飛ぶ様子は幻想的で、まるでムーミンが出てきそうな不思議な感覚を覚えました。11日目、日本に戻ってきました。

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